日本は侵略戦争をしていた悪辣非道国家なのか
いいえ もちろん違います。
日本国が被った数々の歴史のすり替えの中で、最も国民を縛りつけているものはこれでしょう。
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戦前の日本について語るときに未だ次のような認識の方は少なくない。
「大東亜戦争において、日本はアジアの国々に侵略し非道のかぎりを尽くした悪辣国家だった」
本当にそうだろうか? 誰かにとって都合のいいストーリーを語るのではなく、実際に起こった次のことは何を示唆しているのだろう。
1945年 ベトナム民主共和国がフランスから独立を宣言。
1946年 フィリピンがアメリカから独立。
1947年 インドとパキスタンがイギリスから独立。
1948年 スリランカがイギリス連邦の自治国として独立。
1948年 ビルマ連邦がイギリスから独立。
1949年 インドネシアがオランダから独立。
1953年 ラオスがフランスから完全独立。
1953年 カンボジアがフランスから独立。
1957年 マレーシアがイギリスから独立。
これらアジア各国の独立の前には何が起こったのだろう。
20世紀初頭 世界各国はヨーロッパ&アメリカの白人たちに侵略され、植民地となっていた。アジアにおいても同様。例えば、アジアの国々は次のような侵略状態にあった。
インド、ビルマ、シンガポール → イギリス領
フィリピン → アメリカ領
インドネシア → オランダ領
ベトナム、カンボジア → フランス領
満州 → ソ連領
そう、白人たちにとって侵略対象たる有色人種国家は、残すは日本のみとなった。
戦わなくても滅亡。戦っても滅亡。どうせ滅亡するなら戦って散ろうじゃないか。そう日本は決断したのだ。
攻撃目標はアジア各国に侵略・占領している、イギリス軍、アメリカ軍、オランダ軍等である。重要なことなのでもう一度言う。日本が戦ったのは、インドやフィリピンやインドネシアではない。インドやフィリピンやインドネシアを侵略しその後そこに駐屯していた、イギリス軍・アメリカ軍・オランダ軍等である。
戦後、白人たち戦勝国が自分たちに都合のいいように歴史を塗り替えたことは何度か述べた(①、②、③、④)。上述の事象もこれらと同類のすり替えのひとつである。
そう、イギリス・アメリカ・オランダ各国においては間違いなく侵略者であるが、日本国は侵略どころかむしろ侵略された国々を次々と解放していったのだ。
学校の先生は、日本の行為は侵略だと表現した。なんというすり替えだろう。事象と表現がまるで逆転しているのだ。欧米各国は間違いなく侵略をはたらいていた。だが、ただ日本だけは侵略などとは縁遠い存在だったのである。
日本の快進撃によりアジア各国は念願の独立を得た。有色人種だって白人とやりあえる。アジアの人々は泣いて喜んだのである。
遂にアジアに平穏が訪れた。タイ国のククリット・プラモート元首相は大東亜戦争を総評し次のように語った。
「日本のおかげで、アジアの諸国はすべて独立した。日本というお母さんは、難産して母体をそこなったが、生まれた子供はすくすくと育っている。今日、東南アジア諸国民が、アメリカやイギリスと対等に話ができるのは、一体だれのおかげであるのか。それは『身を殺して仁をなした』日本というお母さんがあったためである。
12月8日は、われわれにこの重大な思想を示してくれたお母さんが、一身を賭して重大決意された日である。さらに8月15日は、われわれの大切なお母さんが、病の床に伏した日である。われわれはこの2つの日を忘れてはならない。」
今も自虐史観に苛まれている方々に謹んで申し上げる。肩を落とさず胸を張って生きてほしい。あなたの先祖はかくも偉大だったのだ。