藤崎報告書

現地に足を運んで、あるいは書籍等で調べたことを簡潔にまとめます。この内容がどなたかのお役に立てるなら幸いです。

慰安婦 南京 アメリカは嘘だと知っていながら容認し続けるのはなぜか

 

 ぐるだからですね。
 
 

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 第二次世界大戦において、日本とドイツを破壊して利を得たのは誰か。共産圏の拡大を抑える東西の砦たるこの二国が粉々になって大喜びしたのはソ連ですね。

  

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ハーバート・フーバー

 米国人の中には当時からこの愚行に気付いていた有識者はもちろんいました。「やらなきゃいかんことが逆やんけ」ってね。このFDルーズベルトの世紀の愚行によって、大戦以降にも朝鮮戦争ベトナム戦争アメリカの若者が大勢死んだことは既に述べました

 

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 第二次世界大戦終結した時にはFDルーズベルトはもうこの世におりませんでした(病死)。で、彼は生前にどんなことをしてきたのかが政府関係者の前に明らかになるわけですが、この箱をあけてみたらこれがとんでもない。「ウチらの大統領、こんなアンポンタンだったんかいな・・」閣僚たちは愕然としました。
 これはアカン。ホンマにアカン。これが知れたら国民から、そして世界から猛烈な批判に曝される。我が国はとても耐えられない。

 それで、汚濁がいっぱい詰まったその箱の蓋はそっと閉めておくことにしたんですね。
 

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 この汚濁箱は決して開けてはならない。FDルーズベルトは素晴らしい大統領であることにしよう。同時に、日本とドイツは超凶悪な国家であったことにしよう。超凶悪な国だから、この二か国は徹底的に叩く必要があった。共産圏拡大に資するためにこの二国をボコボコにしたわけじゃないんだ!悪いのは全部日本とドイツなんだ!


 かくして世論はこの目論見の通りになりました。
 
 架空の物語「南京大虐殺」については、そもそもの発端がアメリカであることは既に述べました
 

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 南京大虐殺慰安婦に関する真実を追求していくと、最終的にはこのFDルーズベルトの汚濁箱が開いてしまうのでしょう。それはできない。アメリカの存続が危ぶまれる。それならば、日本にはあの時決めたまま悪辣非道国家でいてもらおう。
 
 故に、慰安婦の強制連行および日本軍による南京大虐殺は、米国でも否定されずにいるのでしょう。
 
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参考文献

[1] ハーバート フーバー(2017)『裏切られた自由 (上・下)』草思社.
[2] 渡辺 惣樹(2017)『誰が第二次世界大戦を起こしたのか』草思社.
[3] 渡辺 惣樹(2016)『アメリカの対日政策を読み解く』草思社.