真珠湾攻撃が日米開戦の原因なのか
歴史とは、事実をそのまま鏡に映しこんだものではありません。様々な事件の相互関係を時の権力者が自らの都合のいいように書き記したものにすぎません。
第二次世界大戦においても主流となっている歴史解釈には夥しい数の嘘が蔓延しています。間違った歴史解釈は正されるべきです。
未だ多くの人々が、日米開戦は日本軍による真珠湾奇襲攻撃が原因だと考えています。
いやいや、冷静に考えてください。日本を出港し隊をなした軍艦が2週間弱の期間をかけて ツッタカター ツッタカター と太平洋を進軍してくるのです。
見つからないワケないやん!
日本出港の時点で米国は気づいていますよ。日本からハワイまでの日本軍の航跡を当時の米軍が精巧にトレースしていた資料がガッツリ存在しています。
仮にアメリカが主張する 「全く気付かなかった!」 が真実であるのなら、米軍は紀元前の世界の軍隊にも劣るということを意味します。こんな初歩的な失態、恥も大恥。数世紀に渡って嘲笑されるレベルです。
この戦闘で、米国は2400人の自国民を失いました。
真珠湾攻撃が成功してFDルーズベルトは狂喜しました。これでやっと、大戦不介入の世論を打破でき、戦争不介入の選挙公約を反故にできるのです。
2001年9月11日にも同じようなことがありましたね。この事件を口実にアメリカはアフガニスタンに侵攻開始しました。9.11の真犯人がアルカイダだと信じているアメリカ国民は最早一人もいないと思いますが。
真珠湾攻撃及び9.11で共通するのは、アメリカには、戦争を始めるためなら、自己の利益追及のためなら、自国の民でさえ何千人も躊躇なく殺戮してしまう者がいる。というこです。これは日本人には存在しない特性です。